2026/05/22

無知の仙水、四天王寺大古本まつり(2026/4)

 

意図のない絵


5月も後半ですね 早いもんだ…

 

 

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断続的にずーっと単行本の作業をしてました

いよいよ来週発売!あらためて一通り言及しておきます。

 


  

 

先日、見本誌が届きました。うおー!ほんとに紙書籍だ!

こんな紙価格が厳しい時代に、どこぞの馬の骨ともわからん新人の短編集をモリモリと刷っていただけるというのは、ほんとにありがたいことです。

 

■書籍デザインはコードデザインスタジオさんにお願いしました。

コードさんはレイ・ブラッドベリとかチャック・パラニュークの装丁も手掛けているということもあり「ポップなハヤカワSFみたいな感じで」というオーダーに答えていただきました。

イチオシポイントは背表紙のデザインです。14文字とひどく長いタイトルでご迷惑おかけしましたが、かっこよく収めてくれてます。プロの仕事だ……

というわけで、個人的には紙書籍がおすすめです。ぜひ自宅の本棚にぶっ刺してください。

 

■帯は小島監督に書いていただきました。

めちゃくちゃ恐縮なコメントをいただいています。なんか平然と書いてるけど、まだ実感なくてそんなことあっていいのか……?の気持ちです。デススト2おもすれ~とか言ってた数ヶ月前の自分に教えてあげたいよ。 

メタルギアシリーズは疑いようもなく自分の人格形成に強い影響を与えています。たぶん少し上の世代の人たちにとってのエヴァなどがそうであるように。 シリーズ通して甲乙つけがたく好きなんですが、やっぱり初めてやったMGS2の印象が深く、現時点でもやはり世界一かっこいいゲームのひとつだと思ってます。この話もっとしたいけど円周率の展開ばりに永久に話してしまうのでやめときます。またの機会に。

 


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■応援書店向け情報


 

SNSにも貼った特典情報の一覧です。ペーパーなどが色々かきました。

早い段階で予約注文してくれてる人には申し訳ないような気持ちもありつつ…

いい感じにお願いします。

 

 

 

 

※この人は本にでてきません 

 

 

 

 

 

 色紙も9枚描きました。たのしかった。

各種書店に順次展示される予定です。 




あと、サイン本ですね。




どーんと家に送られてきましたので、ここに書いていきます。190冊。

 

 

こんな感じでもりもりと。うーん、まるで作家みたいだ……

 

100冊くらい書いてるとだんだん簡略化されてきてバランスのいい感じになっていきます。カッコつけていると思ったあの芸能人のサインも、じつは合理化の果てにたどり着いた理論値なのかもしれませんね…

 

サイン本の行方に関しては自分もよくわかってません。たぶん色紙を書いた書店とかに置かれると思うので、またSNSとかで告知します。

すでに買ってくださった方も、コミティアとかに持ってきてくれたらぜんぜん描きますので。 

 

 

 

 

 

一冊も売れなかったらどうしよう……

 

 

 

というわけで、なんだかんだ4月と5月上旬あたりはずーーーっと単行本関連の作業してました。

ほとんど既存作の収録なんだから、1週間もあれば全作業おわるだろ、とタカをくくってたら思いの外いろいろ大変でした。

原因の80%くらいはフォントをいじくりまわしたり、加筆修正をモリモリしていたことにあります。おもに『時間跳躍式~』 はけっこう全ページ加筆修正してます。当時心残りだった部分がすごく多いので、個人的には手を入れれてよかったです。

ただ、読者の側からしたらこういうのって変に加筆せずにオリジナルのまま収録してくれて別にいいのに…(というかそっちの方がいいのに…)という気持ちもあると思いますし……まあ自分もわかります。なので加筆は加筆でも、極力、元の雰囲気が崩れないような塩梅で行いました。見比べたらよく分かると思うけど、たぶん黙ってたらあんまり気づかない程度だと思います。5年前の自分の絵柄をシュミレートして…… 一体なんの努力なんだ…これは…?とも思いつつ……


しかし1冊本をだすというだけでもこんなに大変だと思うと、週刊連載なんかしてる人は…うーん、すごすぎる。 

ともかく、結果的に今出せる最大パワーの本になったと思います。

 

これでダメならどうしようもない。買っておくれやす♪

 

 

 

 

 

 

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 日記らしい日記も。

 

 

 

 

大阪自然史博物館でやってた鳥展にいってきました。いいビジュアルデザインですよね。

鳥がおそろしいほどいっぱいいた。鳥ってぜんぶかわいいですよね。

 

鳥の剥製はこうやって真っ直ぐにして引き出しとかに収納されるらしい。ちょっとこわい。 

 

それにしても、こういう展示会に来るたびに全然その対象のことを知らなくて打ちのめされますね。名前もよく知らない。毎回「俺は花も木も虫も動物も好きなんだよ。ただ、あんまり知らないだけだ……」という無知の仙水になってしまうのですが、まあこれからこれから。たくさん鳥について学びました。


 
スキナー箱(条件付けを研究する装置)に入れられたカワラバト。
 


 
 空を飛ぶ生き物というくくりでトビヘビも展示されていた。映像もありましたが、飛んでいるというより落ちているだけに見えましたが…(バズ・ライト・イヤー)
 
  
 
………普通に鳥がたくさん展示されている写真がない!

 
猛禽類のところとか見応えすごかったのに…… なんかこういう展示に行くと外れ値みたいなやつだけ写真を撮ってしまうので、まっとうな記録がほとんどなくて後からなにをやっているんだ…という気持ちになりますね。こんどからちゃんとします。本当に。
 
 
 
 
 
 
 
 

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四天王寺でやってた古本祭りにも行ってきた。
 
 
神社の境内に大阪の色んな古本屋が集まって露天をだす、要は中古本フリマですね。
大学生の頃は京都に住んでて、なんかそこら辺の寺でこういうことがやってたので、懐かしさに惹かれてひさびさに。
  
 
 
 
 いちおう目玉の100均コーナー。けっこうちゃんとした本も並んでいてかなりすごいです。
 ただ、開店1時間とか前なのにこの人の量。このままどんどん待機の人たちが増えていき…最終的にゴブリン突撃部隊みたいな感じの猛者の人たちが怒号を飛び交わせながら本を取り合う魔窟と化していたので、退散してのんびりと他の店を回ってました。
 
えげつないくらい店舗も多いので、4時間くらいかけたけど半分くらいしか回れませんでした。 
 



買った本。これだけで1000円ちょっとなのでありがたいですね。世界動物文学全集がうれしい。「すばらしい犬の物語」ってなんなんだ。気になりすぎるよ。

楽しかったです。 

 

 

 

~古本市あるある5選~

 


・20店舗くらい回ってると、もはやどの店に行っても同じラインナップになってきて、もうええて!!!!という気分になってくる

 

 ・仏教の本が2億冊あるし、右翼本も1億冊ある



・軽く読めるような本は買わなくても図書館で借りればいいや…という思考になり、必然的に鈍器みたいな本ばかりを買うことになり、結果的にあまり冊数を買うことはできない

 


・雨降ったらどうなるんだろう……と思うけど、なぜか雨は降らない

 


・どうせ買っても読まない 

 



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【よかったもの(の一部)のコーナー】

ほぼ2か月分あるから多すぎる。あっさりといきます。

 


・『ハムネット』

ありえないくらいよかったです。いまのところ今年1番!なんなら生涯ベスト級。
ラストシーン、今思い出しても信じられないくらいすごい。映画ってここまで到達できるんだ。崇高ってこういうときに使う言葉ですね。
シェイクスピアの妻、という題材そのものにはほとんど関心なかった(シェイクスピアってベニスの商人くらいしかちゃんと知らない)けど、普遍的なテーマを扱っているので見やすかったです。
 
「悲劇が人の心を癒す可能性」というものには前々から個人的に関心があったので、そういう部分も良かったかも。 悲しみは分かち合うことでしか癒せないというか。『インサイド・ヘッド』なんかもそういうテーマでしたね。落ち込んでいるときに見る『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか『メランコリア』がなんか嬉しかった、という経験も。世界が悪い場所であるという命題は、個人の中で完結するときは絶望でしかないんだけど、その感覚を誰かと共有できることには希望がある、とか、そういうことかもしれない。 
 
 
 

・『サイレントヒルF』
よかったです。何周も周回する前提のゲームで、めんどくさいな、と思いつつも、ちゃんとすべての演出に意図が込められている硬派な作りだったから嬉しかった。
 
ゲームに限らずだけど、ちょっと前まで、自分の中で、物語体験って1回で終わらせるべきだ、みたいなものに謎のこだわりがあったんですよね。何回も繰り返すとどんなお話もただのデータの集積であって、作り物に見えてくるから。だから純粋な体験は現実と同じで1回きりにすることがリスペクトだ。みたいな。だけど、最近はそういう気持ちも薄れつつあります。気に入った音楽なんか1回聴いただけで終わることないので、何でも何回も繰り返すべきだな、という気持ちで。
 
 
 

 
そういえば、ぽんぽこチャンネルの「マリオギャラクシーの映画を24時間で何回も観る」という企画があって、非常に示唆的な社会実験という感じでおもしろかったです。 
2人とも合計で1日に6連続くらいでマリオギャラクシーを観るんだけど、意外にも「観るたびにどんどん面白くなっていった」「なんなら1回目が一番つまんなかった」という結果に。ちょっとびっくりしたけど、言われてみれば確かにそうか…とも。あと「何回も観たはずなのに観たことの無いシーンが出てくる」という感想も面白かった。自分も観てきましたが、まあ情報量の異常に多い作品なので、この傾向はなおさらではありますね。
 
ネタバレなしの初回の鑑賞って、確かに先が見えない嬉しさというものを享受できる一方で、全体性が把握できてないがゆえに、良さというものを信じられないくらい取りこぼしているんだろうな、と。あと、人間の集中力って思ったより全然たいしたことないので、2時間の映画を観たとしてもちゃんと追えているのは3割くらいかもしれない。自分は実際そうです。
 
ほんとに気に入った映画とかあったら、余韻にひたる間もなく2回目をすぐ流す、みたいなことしていいのかも。アンチ・ファスト鑑賞でいたいなら1回観たくらいで観た気になるのは甘いのかもしれない……。











今月はここまで。

またコミティアあるのでなんか描けたらいいですね。






きゅうりバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2026/04/08

短編集がでます(2026/3)


 
 
 3月のブログに代わって、単行本がでますということをお伝えします
 
 でます! わーい! 
 
タイトルは『時間跳躍式完全無劣化転送装置』(長すぎだろ)
発売日は5/29(金)
出版は小学館クリエイティブです。
 
かっこいい装丁はコードデザインスタジオさんにお願いしました。 
 
 
裏表紙にもいろいろ描いてます。チラ見せ。
  
 


書影はまだ仮のものなので変更されます。でかいSAMPLE文字がありますね。
 
いろいろ仕掛けもあるので、よかったらぜひ紙の本で確認してみてくださいね。





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【収録作品】
 
1. 時間跳躍式完全無劣化転送装置
2. サバイバーズゲーム
3. パワー・オブ・エッグ(描き下ろし)
4. うさぎの本
 
 
その他、カバー下にもなにかを描きました。
 
なんだろう………おまけの4コマ漫画、かもしれないな……?
 
 
 
 
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さて、ちょっとよく訊かれたので、出版に至るまでの経緯を簡単に書いておきます。
 
なぜ小学館で作品を発表したこともないのに、小学館クリエイティブからなのか。
 
もともと「山素がコミティアで発表してきた作品をまとめて本にしよう」という企画を現在の担当さんにお声がけいただき、去年末あたりからやりとりを続けていました。つまり、同人誌まとめ本になる予定だったんです。

ただ、自分として初めて作品集を出すということなら、どうしても『時間跳躍式~』は入れたくて、それに、発表した作品の中で唯一、現在ほとんど読む方法がない『サバイバーズゲーム』も、これを機になんとか入れたいですね…という話をしていました。
 
これらは他社で発表された経緯のある作品なので、大変めんどうをおかけしましたが、自分がわがままを言って、たくさんの編集部にも協力をいただいて収録が実現した形になっています。ご協力いただいたモーニング編集部、およびコミックビーム編集部に感謝します。寛容の上に成り立っている1冊になっています。読む寛容です。
  
ただ、そのあたりの作品を入れたため(とくに『サバイバーズゲーム』が80pもあるせいで)もともとの企画段階で入ってた『ワタリガラスの柱』と『バーニング文芸部』やら、細かい数ページの漫画などなどは、ページ数の都合で収まらなくなりました。入れられるものなら『愛の再研磨』なんかも入れたかったですが、何事も有限なので仕方ないですね……
 
というわけで、結果として同人誌本というよりは、既作からはじめの1冊ということを意識してチョイスした作品集という感じになりました。経緯としてはそんな感じです。
 
しかし、結果的にはなかなか収まりのいい感じのラインナップになってると思います。いちおう『時間跳躍式』→『サバイバーズゲーム』→『うさぎの本』は自分の中で「ズッ友3部作」というくくりなので、これらが並んで収録できたのは良かったです。ここに描き下ろしも加えて、『友情とSF』という感じのテーマで、4本立てになっています。ぜひぜひお楽しみいただければ、と思います。
 
今回のやつがよく売れたらもう1冊を出すことを検討する余地がある…?かも…?という可能性もあるにはあるかもなので、なにとぞよろしくお願いします。
 
なんにせよ、これが遺作にならないように頑張って生きていきたいですね……
 
 
 
 
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さて、そんなわけで 各種ネットストアで予約が始まっています。 
 
どうやら部数を決定するのに予約数が大事なようなので、たくさん予約をしてくれるとたいへんありがたいです。Steamにおけるウィッシュリストみたいなものですね。



というわけで……べんりな予約ボタンを用意しました!
 
 
 
amazonのページに直行できます。 




さあ……押してみなよ!
 
 
 



 
 
 

まぁ、たぶん2か月くらいは恥を忘れてずっと宣伝してると思いますが、大目に見てください。
 
 
本がよく売れてくれたらいまのポンコツPCを買い替えることもできるかもしれない。どうも調子が悪いな、と思って調べたらどうやら14年前のPCだということが判明して戦慄しました。
 
 
10ページの漫画の書き出しに30分かかります。やってられない!たすけて!
どうかよろしくお願いします!


 
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良かったものコーナーは今回おやすみ……


『わたしがビーバーになるとき』、『プロジェクトヘイルメアリー』、『マーティ・シュプリーム』どれもサイコーでしたね。
 
合間を縫ってやった『バイオハザードレクイエム』もよかった。
 
漫画だと『やっぱりチンチランド(2)』、『ジョジョランズ(8)』がよかったですね。


 
 
 
 
 
 
ではまた来月!
 
 
 


 
 
 

ザッザッザッザ……
 
 
 
 
 
 
 ん?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何の音だ? 
 


















 
 
 
 
 
はぁ…なんだ、予約ボタンのベイビーたちか……
 
 
 
 
 
 
 おどかせやがって!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2026/02/28

空港で過ごそう(2026/2)





 

ブログ書き始めてちょうど1年です。 わーい

 

正直、更新自体はそれなりにめんどくさいんですが、このめんどくさい行為がめんどくささ故に大事なはず。たぶん……宮崎駿もそんなこと言ってたし……

 

あんまりアクセス数が多いわけでもないし、別に何書いてもバレないだろ、みたいな気持ちで、今後もやっていきます。本当は全世界に公開されているのにね。じっさい炎上リスクなどはこういうところから地味に溜まっていったりするので、気をつけつつものんびりやっていきます。

 

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■コミティア155 

行ってきました。

今回は『ルーメンワーム』という約40pのネーム本を出しました。

ジャンルでいうところの架空国家戦時BL風味SFです。

いつもと違うことをやるぞ~の気持ちで描いたのでまあまあ困惑するような内容な気がします。自分でも困惑してる部分はあるし、そもそも今回も5日くらいででっちあげたので単純にブラッシュアップが不足してる。まあ自分としては楽しく描けたので、この経験もなんかに活かせたらいいですね…… 

 

石に絵を描くやつもまた持っていきました。今回はねぶくろフェア。



受け止めてくれた方々、差し入れをくれた方々、ありがとうございました。

次回も参加するつもりですが、それで一旦ひとくぎりという事にすると思います。たぶん。 

  

 

 

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コミティア帰り、 空港で一泊しました。

 

いつもは夜行バスで大阪-東京間を往復してますが、今回はもうへとへとだったので帰りだけ飛行機を予約することに。ささやかな贅沢……。

しかし何も考えず、めちゃくちゃ早朝の便(空港行きの始発電車でも間に合わない)を取ってしまったので、前日から空港で一泊することになりました。ギャー

いちおう出発ロビー近くにカプセルホテルがあったりするんですが、まあまあいいお値段するので、あきらめてそのへんのベンチで寝ることに。

……と思ったんだけど、せっかく夜の空港にいるんだし、ひととおり散歩するのも悪くないな、と思い、ウロウロしてました。 

 

 

 

ターミナル同士の連絡バスから。

写真だと伝わりきらないけど、巨大な「Terminal3」の文字が、極秘施設みたいでかっこいい。 

 

 

好きなんですよね、空港。

ふだんから飛行機に乗らないのに、空港に行ってぶらぶら歩いて、うどんとか食べて帰ることもあるくらいには好き。

なんで好きかというと、変な空間だからだと思う。

 

トラベル用品と土産物が渾然一体になったカオスな売店の雰囲気とか、通常店舗とはメニューが違う飲食店とか、海外の観光客向けのジャパンカルチャーショップとか。あと無駄としか思えないくらいの広すぎる空間とか、SIMカード売り場とか、外貨両替機とか、外から眺めるVIPラウンジとか、やや古びたパブリックアートとか。いいですよね。

 

空港はゆったりとした空間として作られている。 バス停や駅などよりも搭乗までの待ち時間が長いから長時間滞在することを前提としてるし、小さな街のような華やかさもある。

 

その一方で、なにかと緊張感を高める要因も多い。

 

手荷物検査とか金属探知ゲートとかはもちろん、予約していた便を逃すと一本後に振り替えられないというのも怖い。結局のところ搭乗ゲートにはどれくらい早く到達しておけばいいんですか?1時間前?機内にハサミ持ち込むと犯罪者になる。見知らぬ人に手渡されたぬいぐるみにはコカインがたっぷり入っている。奇妙な外来性の病原体が漂っているかもしれない。なんといっても飛行機は墜落する可能性がある。統計学的な確率とは無関係に、飛行機は飛んでいること自体が不思議だから、むしろ墜落のほうが理にかなっているように思える。 

 

まあ本当は飛行機は飛んでないんですけどね。我々がふだん飛んでるように見える飛行機には人は乗ってません。あれは全部ホログラム映像。金属探知ゲートだと思って乗客がくぐっているあれは人体を分子レベルで解析したのち破壊する装置で、行き先の空港の到着ゲートで同じように人体が分子レベルで再構成されているので移動した気になっているだけです。




 

 そう、あの日空中で食べたヒレカツサンドさえも……

 

  

空港には罪と死の予感が空気中に散布されたみたいに、うっすらと漂っている。本当はそれは特別なことではなく、たとえば地下鉄の駅とか、公衆浴場とか、回転寿司店とか、どこでも同じことなんだけど。だけど空港という場所はやっぱり特別に、そうした不安の濃度が高い気がする。

象徴的な意味でも物理的な意味でも、天国に近い場所。もちろん天国が空にあるとすればの話だけど。 


なんか空港が好きという話ではなくなっている気がする。

でもそういう変なところ含めて好きということなんですよね。

 

おわり 

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●よかったもの(の一部)のコーナー 

いつも長くなりすぎるので手短に!!

 

・『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』

前作も大好きなんですが、今作はまたリニューアルという感じの良さでしたね。

作中の舞台が三重県なのも嬉しかった。関西の人間なので。

シナリオの強度がパワーアップしてたりとかシステムの目新しさとか……色々な面から語ることは出来ますが、まあ本作の一番の魅力は、何と言ってもキャラクターとそのセリフの質感が唯一無二で素晴らしい、ということに尽きますね。変わらない味を出してくれて嬉しかったです。自分はアヴィとキルケが好きです。

 

 

・『もじるひと』

SFマガジンで連載されている宮崎夏次系作品を単行本にまとめたもの。 

掲載誌のカラーを無意識に反映しているのか、著者の作品群の中でもかなりロジカルな感じがあって楽しかったです。本当はぜんぶロジカルなんですけどね。短いページの中で説明ゼリフに頼らずに話を立ち上げるのが巧すぎる……



・『ゴールデンファントム』

『カオスゲーム』の山嵜大輝さんのアフタヌーン新連載です。

四季賞以前からずっとファンです。写実もデフォルメも描けちゃうとんでもない絵のパワーと、かつこの大風呂敷を広げられる想像力、ほんとうに敬服します。楽しみですね。


 

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ではまた来月

 

 

 

 

ごまだんご














2026/01/31

あけましておめでとうございます(2026/1)


もう2月ですが、あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。 

 

馬の年ってうれしいですね。干支の動物だいたい好きなんですが(猿だけはちょっと怖い)。 

考えてみれば馬ほど人間に都合が良すぎる動物もなかなかいないですよね。命令を理解できる程度に頭が良くて、上に乗って何千キロも移動させてくれるって。馬が人類にくれた恩恵を、人類はちゃんと返せてますか?いや、返せてない。今年くらいは馬に感謝したい。 

 

初詣に伊勢神宮に行ってきました。大阪から車で2時間半くらいかかるんですが、なんかこう、元日くらいパワフルな神社にいきたいじゃないですか。

あと三重はトンテキがおいしいんですよ!これはもっと知られていいことです。

 

 

干支の土鈴を購入。デブすぎる。かわいい。

 

 

 

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【よかったもの(の一部)紹介コーナー】

 

●ワンバトルアフターアナザー

ようやく配信でみました。面白すぎる…

情けない役やってるディカプリオが本当に好きなんですよね。なんか、眉毛が下がってるのがいちばん似合うと思う。ワンハリでもよかったなー。特に実生活では全然落ちぶれてないのに、落ちぶれた中年の役がなんでこんなにマッチしてるんだろう。

あと、ショーン・ペン演じる変態軍人がとにかく怖すぎる!……だけど、どことなく哀愁がただよってなぜか嫌いになりきれない。思想も最悪なのに。一見単純そうでこの複雑な人物造形がたまりませんね。

ほかにも、一本の映画にひとりいいキャラがいたら十分すぎるのに、それが10人くらい平気ででてくる奇跡みたいな作品です。地味にひじょーに好きなのは殺し屋のアバンティーQです。まず顔が好き。それこそ彼の内面の葛藤だけで1本映画が取れるくらいのポテンシャル。

あと全編通して映像のつなぎ方が超かっこいい。言葉で説明するのが難しいですが。とにかく観たことのないつなぎ方や省略の仕方やカメラワーク。うーん、かっこいい。ラストのカーチェイスのところ、映画館で観たかったなー。自分の地元ではすごい勢いで公開終了しちゃったんですよね。じぶんは ポール・トーマス・アンダーソン作品は『マグノリア』と『ザ・マスター』を8年前くらいに観たっきりで、その時はなんかあんまり合わない監督かも……とおもってて、それ以来は新作が出てもスルーしてたんですが…本作を機に 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 とか『リコリス・ピザ』とか観たら、超絶面白かったです。昔より映画を観た本数も多くなったからようやく気づけた気がするけど、他には出せない痺れる演出があまりにも多すぎる。技のデパートだ!

 そしてあとから知ったんですが本作、原作がトマス・ピンチョンなんですね。ピンチョンといえばもう何回挫折したか数えるのをやめたくらい冒頭10数ページで挫折してるんですが、いましがた架空の知人からも「グレッグ・イーガンみたいになんかよくわからないなりに読んだら慣れてきて面白いっすよ」というアドバイスを受けたので、なんかそろそろ読めるような気がしてきた。読むぞ!何度も言いますが、ハンターハンターの王位継承編より難しいフィクションなんて存在しないので、どうにかなるはず。 

ワンバトルアフターアナザー、世界でいちばんおもしろい映画です。みんなも観よう!

 

 

 

●ウリッコ 

よかったです。今年はじめて漫画で泣きました。

主人公に都合が良くないことが起き続けるようなタメの期間が長い作品って、いまどきの漫画(とくにWEB系)だとかなりリスキーな道のりだと思うけど、それでもやっぱり長く暗いトンネルの先にある感情の発露って最高に美しいですよね。こんなかっこいい主人公なかなかいないよ。みんなとりあえずぜひ14話まで一気に読んでください!

おもしろい芥川賞受賞作ってこういう感じの読み味ですよね。世界は良くない場所だけどそれでもオレの思考や美学には価値がある気がするし、だれにも奪わせやしないぜ……みたいな感じ。 大好きです。

 

 

 

●type help 

グラフィックなし、テキストオンリーの推理アドベンチャーゲーム。
びっくりするほど丁寧に日本語訳されていて、しかも無料(!)。
いいんですか?ありがとうございます。 超おもしろかったです。
 
みなさんもぜひやってみてください。 

 

そもそもですが、絵も何もはいっていない、純粋なテキストオンリーのアドベンチャーゲームを、日本語で遊べるということ自体がかなり貴重な体験なんですよね!

英語圏ではコンピューター黎明期である1970年代から続く、テキストオンリーのアドベンチャーゲームとして「ゾーク系」と呼ばれる作品群があります。これはプレイヤーが自分でキャラクターの行動をキーボードで入力してゲームを進めていくというやつです。(考えてみたら黎明期からいきなりすごいシステムですよね。ふつうコマンド選択式のアドベンチャーが先に開発されるべきだろうと思うけど、なぜかそれはだいぶ後のことになります)。

ただ、この手のジャンル、日本では全然根付かなかったんです。どうも日本語に翻訳すると自由入力との相性がプログラム的によくなかったとか。いちおう移植もあるにはあったみたいですが、色んな意味で快適とはいえなかったようで。言語の壁のせいでジャンルごと輸入できなかったというのはなかなか珍しい事例なんじゃないでしょうか。

その一方で、海外の小説とかを読んでいると時々このゾーク系テキストアドベンチャーが言及されるんですよね。「古き良きゲーム」とか「なつかしいね~、あれはよかったね~」みたいに。は??なんだそれ?おれやってないんスけど?ずるい!!やってみたいよー……みたいな悶々とした気持ちが溜まっていたのですが……

 

このたび、『type help』をプレイし終わって、もしかして……テキストオンリーのゲームの感覚って ……これか!?となりました。

画像が一切ない状態で、脳内でなんとかイメージを立ち上げてうなりながら少しずつ、作中の光景が「見えてくる」感じが、あ~~~アアー……ヒーッ…!!あ、そういう事!?

キャーーー!!!!!!!!ウッ……キ……気持チイイ……

もちろん、『type help』はいわゆるゾーク系とは文脈がかなり違うものなんです。ミステリー作品なので、作品内に意図的なミスリードも含まれていますし。むしろその巧妙なシナリオのツイストあってこその魅力でしょう。

でも、「古き良きジャンル」として語られてきたテキストオンリー作品の魅力、つまり「イラストが一切ないことが、ゲーム体験としてむしろプラスに働く」という感覚を、ようやく自分も体感できた気がして、かなりありがたかったです。

こんな風にしてフォロワー作品から原典となった作品のエッセンスを楽しめるという大変ありがたいバトンパス、しばしばありますよね。個人的にすごく良かったので、このジャンルが盛り上がってくれたらうれしーですね! テキストアドベンチャー大好き!


 

  

●光るだけしかない機械

『ファミレスを享受せよ』などを制作した月刊湿地帯(おいし水さん)のテキストアドベンチャーゲームです。 

無料だし(ありがとうございます)1時間くらいで終わるのでこれを読んでるみなさんもぜひやってみてください。何も知らないでやるのがいちばん気持ちいいので……

https://oissisui.itch.io/glowmachine

 

type helpが面白かったね~って言ってた直後に、まったく別の文脈でまた別のテキストオンリーのアドベンチャーが遊べてしまうなんて。しかもこんな高品質な。

ありそうで見たことない極限までシンプルなシステムと、作中でのコミュニケーションが成立するまでの丁寧な導線に感心し、そうか、こんなやり方があるのか…と思ったのも束の間、相変わらずの語り口の巧さに乗せられてラストまで一気に連れて行かれました。間に挿入されるエピソードの質感が気持ちいい。大きな物語の論理に回収されないような、極めて個人的な身の上語りっていいものですよねぇ。作中人物と友達になれたような気がして。

月刊湿地帯作品はいつも一見してシニカルなルックのようで根底に流れているヒューマニズムがグツグツと熱いのが大好きです。氷床の下にマグマが流れてる。そういうのって自分が海外文学を好きな理由のエッセンスがそのまま詰まっている感じです。いつもおもしろいゲームを作ってくれて本当にありがとうございます……。

それにしてもtype helpでも思ったし、小説読んでる時も思うんですが、テキストオンリーの物語というのは、いまどこにいるのか、喋っている相手が誰なのかというような5W1Hに関わる情報の開示が強い報酬として作用するのが気持ちいいですよね。映像メディアでは自明のものとして開示されるような世界の条件そのものが、ミステリー的な手札として機能するというか。認知の根本を不在にして、その不安をフックにして物語を進められる!言ってしまえば、文章を読み進めていくという行為がそもそも探偵的な作業といえるんですよね。そしてその過程では自分の先入観が裏切られたり、認知が根底から揺さぶられたり……。テキストで展開される物語というのは、本質的に叙述それ自体に常に翻弄される喜びというものがある。叙述トリックというようなものはそれの一形態に過ぎないんじゃないかと。そして、そうした企みに主体的にも参加させてくれるゲームというのは、メディアとしてなかなか最高の形式なんじゃないでしょうか。




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今月はここまで。

 

漫画関連で色々仕込んでいるので、まだとうぶん先になりそうだけど。

はやく告知できたらうれしーですね。

 

 

 

 

わんこそば・アフター・アナザー って絶対に誰か言ってるだろと思ったら誰も言ってないっぽい。

 





西!





2025/12/31

2025年12月

クリスマスと大晦日の間に発生するバグみたいな空白期間がすき

 

 

 

 

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●OMORI 5周年記念コンサートに行ってきた



大阪でもやってくれて大変ありがたいです。昼の部と夜の部で演奏内容が違ったんだけど、自分は昼の部で参加。
『MY TIME』を生で聴けたので満足です。bo-en氏はナイスガイでした。

2時間くらいたっぷり演奏を受け取りました。この物量の曲目を練習するのってどれくらい大変なのか想像もつかない。にもかかわらず本番は数回くらいしかないなんて。そんなものを数千円で聴かせてもらえる贅沢ったらないですね。どう考えても採算が取れてないような気がして心配になってしまう。魂で受け止めました。横の人も前の人も、我慢できず演奏に乗って身体が揺れていた。相当注意深く見ないとわからないレベルではあるんですが。かくいう自分もちょっと揺れてたと思う。ゆらゆらと……

好きな曲は色々あるけど一番好きなのは『tussle among tree』。序盤に流れる通常戦闘曲なんだけど、初めて聴いたときからメロメロです。原作ではテクノな音作りだったけどバイオリンに変わってもこれがまたいい。そういえばゲームBGMというとボス戦とか重要なイベントシーンの楽曲が人気だけど、自分は通常戦闘BGMを好きになる傾向がある。好きだから何回も聴くというより、何回も聴くから好きになる、ということの方が多いのかも。人見知りする性格の人間は通常戦闘BGMを好きになるという説がありますね(要出典)。

知人と人生ベストゲームの話をよくするけど、この前話したときはこの5本でした(ランキングではない)。

・みんな大好き塊魂
・MOTHER3
・SEKIRO
・OUTER WILDS
・OMORI

後から思ったけど下3つはここ5年に遊んだやつだ。なんだかんだ人生を現在進行形で楽しんでいるのかもしれない…
あと5年生きたら入れ替わりも起きるんだろうなと思うと楽しみですね。






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●fire HD10を買った

 

 

だいたいヒストリエとおなじサイズです。

(NETFLIXで観れる『白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜』面白いのでおすすめ) 

 

iPad pro(12.9インチ)も持ってるんだけど、どうしても気軽に持ち歩けるようなサイズじゃないんで、サブ機としてグッドでした。バッテリーも2日くらい持つ。

中古で5000円ちょっとでした。今どきのタブレットってそんなもので手に入るものなんですね。iPadのことしか知らなかった。何もかも物価高の昨今、家電だけは性能に対してどんどん安くなり続けている。自宅においてる監視カメラ(犬の監視用)も2000円とかだし。高度に発達した科学はほとんどお財布を傷つけない!

このタブレットは寝室に常備して、映画みたりとか本読んだりとかする用にします。さっそくディズニー+で『リメンバー・ミー』を見返して号泣しました。リメンバー・ミーってタイトルなのに内容ほとんど忘れてた。ごめん。でも前に観たときよりさらにいい映画になってました。そういうこともある。

 

 

 

 

 

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●良かったもの(の一部) 

 

・羅小国戦記2

良かった!!! 今年の映画は5月に観たサブスタンスが個人的にはぶっちぎりに感じたので、この先も抜かれることもないだろうだな~と思ってたけど、一気に追い上げがきて、2026は2本同時フィニッシュです。

アニメーションとしての品質は言わずもがな、会話劇の品質が本当に高い!登場人物が最低限のセリフしか話さない作品って大好きなんですよね。脳みその中で言葉を選んでいる過程を感じさせて欲しいし、キャラクターの魂を感じさせてほしい。そもそもリアルな人間とのコミュニケーションってそういうことですよね。

前作を観たときの感想を引っ張り出してきたら「よくできていた。シャオヘイのおしりが見えた(歯を出して笑う絵文字)(拳をこちらに突き出す絵文字)」みたいなことを書いてあった。バカがよ。今作はかなり正面から衝撃を受けるくらい良かったです。ラストのあそこらへんとかあそこらへんは映画史に残るレベルですね。ルーイエ姐さんに今年のベスト・キャラクター賞を差し上げます。かっこいいんだ。

 

 

 ・げにかすり

取り急ぎ3巻まで読みました。面白すぎるし美しすぎる。漫画で出来るオモシロの北極点だよ。

迫稔雄作品はなんでこんな緻密なネームと作画の密度を週刊でお出しできるんだよ、という恐怖もマンガの凄みとして乗っかって来ますね。この畏敬の念はアスリートに対して抱くそれ。内容との相乗効果が効いて、読んでるあいだずっと強すぎる……凄ぇ…と言うことしかできない。「げにかすり」というなんだこれ?正気か?みたいなタイトルもどんどん好きになってきて、いまでは「げにかすり」以外のなにものでもないという感じがありますね。どんどんいいキャラも出てきて楽しみ!火華の魔王みたいな佇まいがかっこいい。

 

 

 

 

 

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●雑に2025を振り返る

 

漫画は……今年もうーん、ですね。たまに商業誌ではもう描かないのかと尋ねられますが、そんなことはなく、単純にあんまり上手くいってないだけで……。でもそれはみんな大変だと思うので自分も頑張らなきゃな。という感じで。こんなこと書いてるのも恥ずかしい!来年はなんとかなったらいいな。引き続き頑張ります。もうちょっと時間かかるかもですけど。楽しいのやれたらいいですね。うーん。抽象的な文章だぜ。


今年は初めてコミティアに4回とも出ました。夏の告知ポスターを描かせてもらった縁もありまして。とはいえこっちも新刊は『うさぎの本』のみで、あとはほとんど既刊とか石とかシールだけみたいな詐欺ティア(漫画で申し込みながら漫画をださない)をしてしまった感じだったけど。いやぁ……ほんとうは4回とも出て4回とも新刊を出したい!不可能なはずではないんだけどなぁ。

正直なところ新刊なしで行くのってすごく悔しいんですが、その一方で自分の中でコミティアそのものに参加する心理的ハードルが年々上がっていってしまったので、それはそれで良くないな、とも思いました。今年はその心理的障壁をかなり取っ払えたという意味ではよかったかも。あと予想外にも色んな人との交流が広がってよかったです。さいきん挨拶に行けるようになってきた。

   

 2026は人間関係ももうちょっとやっていきたいですね。知人に通話かけたら「そっちから連絡してくるの珍しいね!?」と驚かれたこともあった。あんまり意識してなかったけど相当な誘い待ち人間だったらしい。うすうす気づいてたけど、いよいよ…かもしれない。このままだと孤独街道まっしぐらなので、ちょっとずつ変えていきたいです。素直な私になるから、ちょっとだけ待ってね(chu!)

 

 

あとブログ始めたのも今年の3月とかですね。だいたい毎月更新できました。ホントだよ。

前から思ってたんですけど、1ヶ月単位での生活の振り返りって難しい!構造的に!

身近なことを語るならその日のうちに書いた方が良いし、1ヶ月という単位だとあらゆる小さな出来事が語るに足りないことになってしまう。まるで高度100メートルの高さから地面に咲いている花について語るような。小さいものを語るのに適切なスケールというものがあって、つまり、それは………結局、Twitterみたいなものになってくるんですか…?悔しい結論だ……

でもなんかブログ続けるのは楽しいので続けていこうと思います。結局は楽しいことが大事。引き続きよろしくね。


 
 毎月の絵まとめ。これがやりたくてブログやってる節もある

 

5月からしかないからコンプリートできてないのが心残り。

来年は1月からフォーマット統一して、年末にきれいに12枚並べたいな。

skebの方もありがとうございました。しばらく再開の予定はないですが、また開けたらその時はどうぞ。金ください。 

 


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ということで来年もよろしく!

 

2026、みんなで勝ちにいきましょう👊

勝たなくても可👊


 

 

 

 

 

 

最後に……

 

近所の公園にある、『漂流教室』にでてきそうな

 

 

怖すぎるカニの遊具でお別れしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジャーニー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/11/27

2025年11月

 

 
 
なるべく月初めに更新しようと思ってたら、いつのまにか11月も終わりになってる。なんで?
 
 
 
 
 
 
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● 『うさぎの本』の加筆修正が終わりました。  
 


ほぼ全ページ全コマ描き直して、ページも増えてます。 
 
pixivに全文をアップして、先日のコミティアにも持っていきました。
 
 
それにしても同人誌をpixivにアップするのっていいですね。これぞpixivって感じだ。
なんとブラウザからなら見開きで読めます。すごいね。
縦に1ページずつ読んでも成立するようには作ってますが、基本的に紙の見開きで読むように演出しているので、ありがたい限りです。
 
 
それで、いつものごとくBOOTHでも電子版があります。
気に入ったら買ってくれるとありがたいです。へへ…
 
 
あとコミティアには来れなかったけど紙で読みたい!という声も今回は比較的多かったので、ひさびさに通販をやることにしました。 増刷かけたので12月中旬くらいにはBOOTHにて販売できると思います。
 
すぐに売り切れとかはないと思いますが、念の為BOOTHのストアをフォローしておくと見逃しがなくて良いかも知れません。よろしくね。
 
 
  
 
 
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東京で見つけた

けったいなマシーンのコーナー

 

   

 

 

 
東京にいたとき、私は時間潰しに吉祥寺のネットカフェに入りました。
 
するとこんなものが……。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何っ!?
 
 
  
焼き立てパンケーキが食べ放題!? 
 
 
そんなマシーン!? 
 
 
全自動で!?
 
 
 

 
  
 

 
 
どうやらここのセンサーに手を振ると…… 
 
パンケーキの生地がブチュっと絞り出され… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 この内部のコンベアを運ばれるうちに加熱され…
 
 
 
 
おいし~いパンケーキが焼けるらしい……
 
 
 
 
 
すごい!やってみよう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フリフリ……
 
(センサーに向けて手を振る) 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヴォンヴォンヴォンヴォン…… 
 
(コンベアを生地が進む…)
 
 
 
 
 
 ドキドキドキ……
 
 
 
 
 
 
 
ポンッ! 
 
 
 
 
 
 
きたっ!!!! 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
えっ? 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 

 
 
 

 
 
 

 
 ちっさ……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  

 中指立ててるようにも見えてむかつく………
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2枚目以降はちゃんと大きいのが焼けました。
おいしかった。 
 
 
 
 
 
 
このマシーンを目撃したのは『コミックカフェ Bネット 吉祥寺店』です。
 
みなさんも行ってみてはどうでしょう?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

東京で見つけた

けったいなマシーンのコーナー


 
 ~終~
 
 
 




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【良かったもの(の一部)】 
 
 
●トリツカレ男
とても面白かったです。泣きまくってしまった。
なにやら評判が良いらしい、という以上の前情報を入れずに行ったのが良かった気がするので、なにも言いませんがおすすめです。 
それにしてもトットちゃん、あんずちゃんに続いて、いまシンエイ動画の劇場アニメがアツい。
流行りものじゃない原作を引っ張ってきて上質なアニメを作られているこの流れだけでなんだか魂が熱くなるものがありますね。 
久々の映画館ということもあってよかったです よかった~ 
よかったしか言ってね~
 


●『永遠の王』(著:T.H.ホワイト)
まだ読んでる途中ですが。この時点でいまのところ今年読んだ本でいちばんおもしろい。 
先月紹介したアーシュラ・K・ル・グウィンのエッセイで紹介されていたファンタジー小説。
アーサー王伝説を下敷きにした物語です。じぶんはアーサー王伝説あんまり知らないけど楽しく読めてます。
物語の序盤はアーサー王の幼少期の話で、家庭教師の魔法使いによって魚、鳥、蟻などいろいろな動物に変身させられて、動物として生きることで世界を学んで成長していくという話なんですが、この筆致がすごい!アリに変身してアリの巣同士の戦争に巻き込まれるところとかとんでもないです。ユクスキュルの『生物から見た世界』とかの環世界、動物行動学的な視点が多分に含まれていて、斬新な語り口で面白い。どこまで正確なものかはわかりませんが、説得力と臨場感に溢れててたまらない出来です。非常におすすめです。 
 
 
さいきんファンタジーづいているので、この勢いで原作の方の『指輪物語』を読みたいと思います。これが年内最後の目標。さっき1巻の冒頭を読んだらすでに独自用語が大量に出てきてじゃっかんくじけそう。これ本当に面白くなるの?なるんだろうな。頑張ります。
 
ハンターハンターの王位継承戦より難しい物語なんてたぶん存在ないんだから、あれが楽しめるならなんだって大丈夫なんだよな。
 
 
 
ではまた12月
 
 
 
アディダス