
『時間跳躍式完全無劣化転送装置』重版しました!ありがとうございます!
重版したということは、当初の予想よりよく売れているということですね。
(なにか大きな力にもてあそばれているのでなければ、おそらく……)
おかげさまです。ありがとうございます。
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コミティア行ってきました。
最近パッタイにハマってるよ、という日記まんがをだしました。愚にもつかぬ内容です。
今回は知り合いの方々がたくさんサークル参加していたので、可能な限り挨拶がんばったのですが、結局ぜんぜん回れませんでした。会えなかった人すみません。また会いましょう!
後半はなぜか体が火照ってきて頭がぼーっとしてました。スカートの澤部さんにようやく会って握手できて嬉しかったです。この後の記憶がありません。
お越しいただいた方、差し入れやお手紙をくれた方、ありがとうございました。 大事に食べたり、大事なものを入れるファイルに入れてます。
次回は参加しない予定でしたが、今回、諸々が思ったより早く売り切れたのでまた出ても良いのかな…という気分になってます。今回出せなかった新刊もなんとか……でもまだ申し込むか迷ってる。あす〆切なのに。というか関東に遊びにいきたい……
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翌日、東京にきたついでに、江ノ島に行ってきました。
行ったことなかったので。
その後新江ノ島水族館へ。

しんかい2000(海底調査船)の展示とか、シラスの飼育とか、鯨骨生物群集の展示とか、かなり変わり種もたくさんあって楽しかったです。海底の環境を再現するためにドッグフードを埋めて硫化水素を発生させてたのとかすごく面白かった。
それにしても魚をはじめとしてタコ、カニ、ウニ、ヒトデ、クラゲ、ナマコ……水の生き物って本当に異常としか言いようのない形態をした奴らばかりで戦慄する。けったいな惑星ですね。
ただ、こうした生物たち、だれしもが幼少期に存在することを自我の芽生え以前に了解してしまい、その異常性が透明化してしまうものですよね。本当はとんでもないストレンジな生物なのに、小学校に入る前には一通り「そういうやつらがいる」ということが当たり前だと刷り込まれてしまうせいで、その面白さになかなか気づかなくなってしまう。地元の商店街みたいに当たり前にあるし、べつに取るに足りない存在のように思えてしまう。一旦このバイアスが植え付けられると、これを飛び越えて「実は面白い」と気づくのはとても難しい!もちろん子どもたちは水槽のクラゲをみて面白いなー、と思うことはあれど、同時に生き物ってまあこんなもんでしょ、オレ知ってるもんね、という侮りがあるのが普通です。
ふと考える。たとえば20歳まで海の生物の存在を一切知らない人がいきなり新江ノ島水族館に連れてこられたらどんな反応するんだろうか。まあ、とにかくびっくりするだろう。ぶよぶよの半透明の生命が水中で生存している様をみて、興奮して鼻血を吹き出すかもしれない。この世にこんな面白いものがあるのかと感動して、生涯それを研究しようと決意する人も出てくるはずだ。幼少期から触れ続けてきたほとんどの人間よりもおそらく高い割合で魅了されるだろう。人間を虜にする神秘はいつでも常識や言語の外からやってくるけど、それは常識や言語が出き上がってからの話ですから。(子供には子供の常識があるので、神秘体験をできない、というわけではないですが。)自分も入場前にこれまでの記憶を取り出して一旦ロッカーに預けなくてはならない水族館があったら行ってみたい。そんなの絶対に楽しすぎる。
同じ理由で、性的なものに生涯執着をする大人たちが後を絶たないのって、成人まで性的なものが(建前の上では)禁止されて、ファーストコンタクトが遅いことに一つの原因がある気がする。20歳をきっかけに飲酒に溺れる大学生とか、アニメやマンガを禁止して育てたら親元を離れたときに重度のオタクになる、みたいなのと一緒で。だから子供にエロ漫画を読ませましょうということを言いたいわけじゃないけど、ともかく、これまでの安全な世界観をひっくり返すような、世界の外側というものを発見すると、それが自分にとっての真の生存の意味だ、と感じてしまうのはかなり普遍的な心の働きに思われます。コインの「本当の面」は常に伏せられた側にあるかのような錯覚。
だから農業などの第一次産業の従事者が少なくなっているというなら、ここはひとつ、野菜をエロくすればいいのではないでしょうか。たとえば野菜の栽培行為を18禁にする。そうすれば18歳になったらとりあえず自発的にベランダでプチトマトでも栽培してみたくなりませんか?植物栽培の体験を小学生の頃に受動的に体験させられて「もう知ってるよ」状態になってしまうよりも、そのとき初めて触れるほうが、ずっと心が踊る体験になるでしょう。ようやく野菜を栽培する権利を手に入れ、そうして自ら育てた鈴なりのぷりぷりのプチトマトを自分の指で撫でる時、確実になにかしらの精神的なエクスタシーがそこに見いだせるはず……
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横浜に移動して寄生獣展へ。
ストイックに大量の原画が展示されてました。なんと美しくて生き生きした描線なんだろうか。躍動感がありすぎてマンガなのにアニメか!?ってくらい動いて見える。これは本当です。シンイチが岩投げるときの腕のスナップとか、ぐにょーんってなってて、すごいんです。
原画展のメリットってもちろん直筆の生原稿を見られるというのもありますが、それに加えて改めてマンガを「絵」の観点から再発見するきっかけになる、というのがありますよね。だいたいマンガって読む時は8割くらい文字とか話の流れを読んでますから。一時停止して、コマ送りしてるような感じ。原画展で一番ありふれた感動の「前から上手いとは思ってたけどこれほどとは…」状態になってました。
そしてとにかくマンガというのは読者をナメずに絵を丁寧に描いて、セリフも真剣に書くのが大事、ということが身にしみるほどわかりました。でもこれって「100m走で勝つためには速く走るのが良いですよ」というのとほとんど同じでは?がんばります。
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【よかったもの(の一部)のコーナー】
●『シラート』
良かったです。最高!!!
↓ネタバレあり感想
でもこれが全く合わない人の気持ちも全部わかる……そんなブルーチーズ的映画ですが、自分は大好きです。好きって言ったらなんか変かも。刺さりました。
そんなこと言っておきながら、観てる間はかなりしんどくて、なんで金払ってこんなもの観なきゃいけないんだよというイライラした気持ちになってたのですが。直後の感想としては「面白かったけど、もうとにかくひどい暴力を受けたという感じ……よく考えたらただのジャンプスケアじゃん……」という感じでその日は明確に気分が悪かった気がします。好き嫌いは別として地雷って最低だよな……という気持ちにみんななったんじゃないでしょうか。
ただ、日が経つごとにだんだん身体がシラートをもう一度求めるようになっていき、つい最近MOVIX京都のDolbyAtmosで2回目を観てきました。エンドロール後は不思議と心に爽やかな風が吹いていました。
1回目はとにかく最後の方のぶちかまししか記憶に残らなくなってたんですが、 2回目を観てこんなに構成に無駄のない映画だったんだ……とびっくりできてよかったです。オチを知っているぶん、フリにあたる前半がずっと面白くなっていて、このかけがえのない一瞬……という感じでなんだか青春映画のようで泣けてきました。たとえどれだけ悲惨な最期だったとしても、人生というものは決して死のありかたに全てが回収されて評価されるべきものではない。作中、最低限で語られるセリフも改めてみるととても味わい深いです。地雷原で立ち往生して、車の上で「なぜ今まで無事だった?」とぼやくシーンがなんか好き。映像も音楽もぜんぶが楽しい。タイトル出るタイミングかっこよすぎ。1回目が苦しかった人も、2回目のシラート、おすすめです。
なんだかんだですごくポジティブで希望の込められた作品だと思ってます。出てくる人間たちはどんな状況でも互いに責め合わないし、尊重し合って生きている。ほんとうに倫理観がまともでいい人たちすぎる。だからこそ地雷なんぞの人類の業に絡め取られるのはつらいんですが。でも地雷も人生の試練が具現化したものであって、その皮肉は重要じゃないんだとは思います。たとえどんな悲劇があったとしても、それでも生き残った個人が尊厳を失わなければ、それは勝利なのではないでしょうか。自分って、結局のところ人生とは……。みたいな話が好きなだけかもしれない。
なんとなく質感が近い映画で、『イントゥ・ザ・ストーム』を思い出しました。あれも善性の高い登場人物たち(一部除く)が竜巻と戦っていて、最終的にすごい境地までいく。大好きな作品なので、おすすめです。
●税金で買った本
連載始まったころあたりにちょっと読んだっきりだったんですが、改めて通して読んでました。大好き~
話が明るく、キャラが愛らしく、知らない世界の情報がたっぷり詰まってて、1話完結の連載ものの嬉しい条件が全部整ってる……自分が称賛するまでもなく人気の作品ですが本当にいいですね。
とにかく図書館の仕事というのは、本を返さない人との戦いがベースにあるということがよくわかります。 掲載誌がヤンマガだというのも味わい深いです
32話から出てくる茉莉野さんという人が好きすぎてどうにかなってしまいそう
よく遊んでしまった。なんか次のこと頑張ります。
半年くらいかけて用意してた単行本も出て、ようやく一段落しました。
すべてを失ったとも言える。
ではまた来月
マヒマヒ
























