漫画のほうもぼちぼちやってます。
8月はコミティア休んだぶん、いい感じに進捗だせたらよかったんですけど……そう単純にいかないもんですね。人生で8月になにか上手いこといった記憶がない。逆に9月は例年なんかいいい感じなので、9月に期待します。
イチジクやぶどうなど、秋に移行する過程で旬がくるフルーツってたくさんあって、人間もそれなんですねぇ。
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●PCを買い替えた
買い替えました。 生成AI需要でメモリ価格が高騰しているので、血の涙を流しながら。
白くて涼しげなボディがいいですね。
以前使ってたのが真っ黒な箱の外観だったので、なんかyoutubeのルームツアーとかで出てくるいまどきのPCだ…という感動があります。ぜんぜん部屋の色調と合ってないんだけど。
先代のPCは兄からのお下がりで、14年もののCPUが搭載されてたやつ。なんと10pの漫画のデータ書き出しに30分かかっていました。
しかも時々HDDがクラッシュして作業データが吹き飛んでいた。 基本的に原稿作業って作業が進むほどレイヤーとかも増えて原稿データがどんどん重くなってゆき、PCへの負荷も高まるので、終盤に近づくにつれてPCのクラッシュ率もどんどん高まっていく。気が気ではない!部屋いっぱいに膨らんでいく巨大な風船の表面に絵を描いてる気分でした……まあそれはそれで「生」って感じがして楽しかったのですが、「生」って感じで楽しいな~とかやってるやつから死んで行きますので、むずかしいものですね。
新しいPCで一番びっくりしたのが液タブの反応がよくなったこと。反応速度が15FPSから120FPSくらいになってヌルヌルと線が引けてしまう。びっくりした。変化の幅もにも驚いたんだけど、いままでFPSが低かったことにすら気づいていなかったことのほうがむしろびっくりした。
しかし、今の自分の状態が悪いことってなかなか気付けないもんですよね。体調とかもきっとそうなんだろうなーとか思いつつ、具体的にどこが悪いのかもよくわかんないし。自分が15FPSであることの自覚は難しい。なぜなら脳みその方も15FPSだったりするから。Mr.ゲーム&ウォッチみたいな動きしてたら互いに教え合いましょうね。
【よかったもの(の一部)のコーナー】
めちゃくちゃ良かったです!!
3人でやったんですが、幸せな夏休みの思い出になりました。
めちゃくちゃ良かったので長めに語ります。
どんな雰囲気の作品なのかは公式トレーラー(英語ですが)を見るとだいたい分かると思います。
要するに、大自然あふれる孤島をめぐり、ときおり現れるパズルを解く感じ。マルチプレイ専用。
最も特徴的なのが、意思疎通のシステム。
他プレイヤーとのコミュニケーションはゲーム内のボイスチャットで行われるのですが、これに制約がかかっており、距離が離れたり壁で隔てられたりしたら声が聞こえなくなります。現実と同じということですね。なので声を届けられない場合、限られた身体動作(手を挙げたり座ったり)を使って相手に意図を伝える必要が出てくる。
そして、多くのパズルがこのボディランゲージを活用して解く必要があります。パズルの答えを伝言ゲームで伝えたり、離れたところでタイミングを合わせてボタンを押したりなど。
基本的に用意されたパズルはかなり優しく設計されているんですが、解法は思いついても「どうやってそれを実行するのか?」という段階で、みんなで作戦会議が必要になってきたりするものが多いです。ここが楽しい!要するに、ボイチャに頼れない場面ではボディランゲージによって「仲間内で成立する合図」を即興で設計するのですが、どうせ設計するなら可能な限り誤解が生じず、かつラクな方法がいいですよね。別に泥臭い方法でも良いのですが、ここでスマートな意思疎通の方法が思いつくと非常に気持が良い。なんならズルいような解法を思いついたりする。気がついたら「ウチらって天才じゃね?」「このメンツ、最強じゃね?」という感覚を植え付けさせてもらえる。それも制作者の手のひらの上だったりするんですが……
近頃のパズルゲームは物理演算が基礎にあって、別解を許容してくれる設計がけっこうありますよね。ゼルダの祠とかが代表的ですけど。だけど個人的には一人でズルいことをするのって、なんか罪悪感がちょっとあったり、ゲーム体験を損なっているような気もするんですが、多人数でズルをやると、これがめちゃくちゃ愉快で楽しいんですよね。規則を破壊するならやっぱりみんなで、ですよね。チームを組んでる犯罪者が楽しそうなのもちょっとわかるよ。
そしてたくさんパズルを解いていくとだんだんサインも洗練されてきたりして、以前と同じパターンのものが爆速で解けるようになって楽しい。まるでみんなで一つの言語を育てているかのような感覚に。
優れたゲームというのは、人間の本能を再発見させてくれます。
本作は「他者に意図が伝わること」「他者の意図が読み取れること」 ってこんなに嬉しいんだ!ということを思い出させてくれる。意思疎通に快楽を感じる生物のほうが自然淘汰を生き抜ける、つまり、我々は交信で気持ちよくなった猿たちの子孫だということ。
ギリギリの「伝わるのかこれ?」という指示が、問題なく他者に伝わると、相手の必死のサインの意図が読み取れるということ、そういうのってやっぱりすごく嬉しいんですよね。コミュニケーションはたのしいなぁ。
そして、パズルが解けたあとにみんなで腕振り回して飛び跳ねているときの幸福感がすごい。
こういう一連の刺激を誘発する機構をおそらく全て意図的に設計していており、作品世界に余分な要素が全く含まれておらず、とんでもね~という感じです。
あとコミュニケーションだけじゃなくて、アクション的な協力が必要だったり、単純にひたすらマンパワーが必要なだけの地道なパズルとかもあるんですが、本作はそこで「めんどくせ~」とか感じるのも含めて、コミュニケーションの質感が生じるように設計されている。解法のひらめきで報酬系を刺激するだけがパズルの楽しみではない!めんどくさいタスクも共同作業にするだけでこんなに質感が変わるんだな~というのも含めて興味ぶかおもしろです。なんか学校で職員室にプリントの束とか持って行かされるのも、誰か一緒に行くだけでちょっとした冒険という感じになって楽しかったこととか思い出した。
あと、けっこうパズルの間のみんなで移動している時間も長くて、そっちも楽しいです。そもそもタイトルもBigWalkですからね。
大自然の中を隊列を組んで練り歩いていく。
手に入れたアイテムは全部手で運搬しなくちゃいけないので、高いところから落ちたりしたらキーアイテムがすっぽぬけて、茂みの中に落ちたりしてかなり絶望します(いちおう救済措置はある)。あとは電車から落下して自分だけ置いていかれたりする、みたいなシンプルな置き去りの恐怖もあったりする。おだやかなピクニックの様相を見せながらも、突然環境に牙を剥かれすべてを失ってしまう感覚が、現実の冒険をしている感じで楽しい。
あとスキー場みたいなリフトもあって、それに乗れるのも嬉しいです。
といわけでみなさんもぜひやってみてください。1人でプレイできないというところがちょっとハードル高いのですが、面白さは保証するので最低2人からできるからなんとか人を集めてぜひ……。
散々喋っといてなんですが、プレイ動画とか見ずに初見でやることを強く推奨します。色々理由はあるんですが、大前提としてパズルゲームなので解法わかってたらつまんなくなっちゃうので。最後の方とかちょっと味わったことのない気持ちになれますよ。
2026の夏の思い出は、BigWalkで………
Big Walkのいちばん好きなとこ
●ほか
映画館で観た作品だと『チルド』とか『ちいかわ』とか良かったですね。どっちもいろんな意味で日本の映画の明るい未来を感じて嬉しかったです……
ちいかわを観た帰りにナガノ先生のエッセイ、『くまのむちゃうま日記』 を買って読む。
「骨董市で買った空きビンに駄菓子を詰める」というエピソードがあって、マネしたくなったので帰りに100均で空きビン買ってきて、果汁グミとつぶグミを入れてみた。
たしかに、いい…………
あと『炎628』を観ました。配信もレンタルも全くないのでBlu-rayを買って。かの有名な教会が燃えるシーンの凄まじさは言うまでもなくなんだけど、思ってたよりシュールな絵作りの連続が印象的でした。本当に牛が銃殺されて眼球痙攣する様子を接写してるシーンがあって、そんなことしちゃダメだろ、昔の映画すぎるだろ、と思った。昔の映画であり、今は語られない現実でもある。
今月はここまで。
みなさま残暑にお気をつけて!
はっさく農場


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