9/7に行われたコミティア143に参加してきました。
9/7に行われたコミティア143に参加してきました。
沖縄いきたい
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大阪文化館・天保山(旧サントリー・ミュージアム)でやってたリシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年を見てきました。リアリズム彫刻の展覧会です。
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アンディ・ウォーホルもいた。かなり大きいです。
展示されている人体彫刻はどれも実物大かそれよりかなり大きいサイズのものなんですが、自分の顔より遥かに巨大な顔面に対面すると、当然のように生理的恐怖が湧いてくる。でも少し時間がたつと慣れて、安心感や寄りかかりたいような気持ちが湧いてくる。
たぶんこれって幼児期に親みたいな存在に対して感じる気持ちと一緒なんでしょうね。大人になると自分よりずっと大きい顔面に遭遇する機会ってないですし。
自宅での作業に緊張感ほしいから、パソコン机の横にでっかいアンディ・ウォーホルを置いて置きたい気持ちもある。この眼で見つめられると、なんか捗る気がするんだよな…Big Andy is watching you……
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最も顔が薄い角度から見たらこう。
夜道で振り向いてこれだったらこわすぎるぜ。
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ひざ?ひじ?
それにしても人間の皮膚というものの深みはすごい。話はそれるんですが、さいきん『デス・ストランディング2』をプレイしたときにも、前作に比べてさらにキャラクターの肌表現が進化しててびっくらこきました。みんなお肌の血色がよくて、モイスチャーで、ぷるぷるしている。風呂あがり?乳液つけた?という感じ。どうもモデリングの段階で、表皮だけじゃなくて、皮膚の内部に入り込んで散乱した光とかを演算できるようにしてるからのこと。そんなのできるの?高度に発達した科学すぎて自分にはなんにもわかりません。
今回の作品展でみた彫刻も、たぶん表皮だけじゃなくて真皮とか角質の透明層とかも含めて、何層にも支持体に塗り重ねたりしてるから、近くで見ても本当の人間の肌にしか見えない。なにより本物っぽいのに本物じゃないというめまい。不気味の谷に吊り橋をかけて渡りきったら、そのさきに不気味の断崖がありました。みたいな。これはみんなにも実際に観て確かめてほしい。皮膚を見たければ天保山だ。
それにしても、人体彫刻家というものは絵画と違って背景という概念が存在しないがゆえに、とにかくず~~~っと人体のことを考え続けているんだろうけど、ことリアリズム彫刻についてはとくに皮膚のことを考えている時間がとても長いはず……。皮膚のことを考え続ける人生の凄みよ。
逆に、自分が表現とかやるときの絵って、皮膚をあんまりにも捨象してるから、意識に上らないんですよね。とくに白黒のまんがの、こういう絵。
……こういう絵ばかり描いてると皮膚について考えなくなります。別に悪いことではないんだけど。 なんかただ、皮膚に向き合ってなさすぎるな…という反省の気持ちが湧いてきました。
展覧会には他にも面白い作品が盛りだくさんでした。10/13までやってるみたいなので、遠方から万博にお越しの方もついでにぜひ。おすすめです。
そして自分も万博にはまだ行けてない。大阪在住なのに。きょうの夜いきます。今決めました。行ってきます。
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●良かったもの(の一部)
さっきもチラっと触れたけど、デス・ストランディング2 よかったですね
ゲームとして良かった部分はたくさんあるんだけど、そういう調整の問題とは別に、本作、すごくトーンが明るいんですよね。そういう意味で、ポジティブな世界に対する眼差しを感じられたのが一番よかったです。じぶんは個人的に「年を重ねるにつれて明るくて前向きな作風に転じていく作家」がすごく好きで。いや、若い頃からずっとブチ切れ続けてるひともぜんぜん好きですけど。エミネムとか、ラース・フォン・トリアーとか……怒り続けるのもその人にとっての感情の真実だし。
でもなんかそれとは別に、上の世代の人間が暗いトンネルの外に抜け出せたかのように世界に対して肯定的な結論を下しているのを見ると嬉しいじゃないですか。少し前まで「人って基本的に経験を積むほどかしこくなっていくけど、どんどん許せないものが増えて、ひねくれて、世界の苦しさばかりを語るようになっていく先細りの生き物」だと思っていた節があるし、なんなら今もかなりそう思っている。
だけどそういうものを否定してくれるような存在があるというのは、いいものですね。けっきょくのところ、だれかに慰められたいし、たしなめられたいのだ。
星野源がショット・ガンをくれる豊かな世界
あとさいきん、犬の散歩コースを変えました。
乗馬クラブの前を通過するようになったので、毎朝、馬に会える。
うれしいったらないね!
おわり。
①起点となるIslanderを作成②Islanderにつながる存在(準Islander)を作成③余った空間を調整してくれるBridgerを作成
牛!!
牛牛牛牛牛牛…
牛!
牛牛!!!!
●瀬戸内海の島々に旅行してきました。
船に乗ってぶーん
かわいいヤツめ |
ん?あれは…
牛! |
あーたのしかった。
今月は以上です。
『夜想曲集』
夜と音楽をテーマにした短編小説集。著者はカズオ・イシグロ。
いっぱしのミュージシャンになろうとするも、くすぶってる若者がたくさん出てくる。著者も音楽でやっていこうとしてくすぶった経験のある人間なのでものすごく体重が乗ってます。気持ちいいんだこれが。
思ったよりコメディに寄った作品とかもあって、こういうのも書くんだーという印象でした。おすすめです。
あとテーマ固定の連作短編ってかっこいいですよね。存在として。
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
ひさびさにドラ映画をスクリーンで観てきました。
絵を描く人にはわかってもらえるかもしれないけど、絵をテーマにした話って逆に観るの腰重いな…みたいなのありません?ありました。
でも評判が良かったので振り切って観たら、すごくよかったです。
OPの映像も最高でした。すごすぎ!あそこだけ10回みたいよー
『バード 砂漠の勝負師』
ようやく読みました。すごい。宿敵の「蛇」が怖い!
個人的にフィクションでいちばんおっかない男は『ノーカントリー』の アントン・シガーなのですが、それに迫るインパクトでした。キャー
『塊魂 rolling live』
塊魂の新作!新作が出るだけで嬉しいんです。
塊魂はシリーズ通してボーカル入りの曲がいっぱい入っており、もはやプレイできる音楽アルバムという側面すらあります。
改めて、初代の時点で楽曲含めてこのゲームデザインが完成していたことに驚きますね。とんでもないよー
あとマサラダさんの新曲も聴けてよかったです。嬉しい!
生きてるだけでいいものが増え続けてるすごい世界なので、死ねないですよね。
でもあわよくば、世界あと3つくらいあったら楽しいのに。
世界地図とか、産まれてこの方何回みても何回みてもずーっと同じなのでちょっと飽きません?
3種類くらいあれよ、とは思います。
神はじめに言った「3種類あれ」
あとよく考えることなんだけど、太陽を挟んで公転軌道の正反対に別の「裏地球」がもう一つ浮いてたら、なかなか気付けない気がする。
こんなかんじ。
ずーっとお互いに太陽の裏に隠れてるので、見ることができない。
それで、宇宙開発できるレベルになってから初めて互いの存在に気がつくという。
もちろん大陸の形も違うし、生態系とかも別の進化を辿っていて…
そんでロケットで行き来できるようになってから、互いの星どうしで侵略的外来生物が持ち込まれたーとかでモメて…
うーん、やっぱりなかなかおもしろい。 夢が広がりますね。
あ、そういえば6/1のコミティアにでるので漫画をなんか用意してます。
いけるか? わかんないけどがんばらせてください。がんばります
来れる人はあいましょう
ではまた6月
おしまい